ゼルキン、アバドのモーツァルトピアノ協奏曲 イマイチ
友人の家で、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番を聞かせてもらった。演奏は有名なルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、クラウディオ・アバド(指揮)、ロンドン交響楽団(演奏)だ。
しかし、私が普段聴いているアシュケナージや内田光子、ピリスの演奏と比較して、鈍重な印象を拭えなかった。ゼルキンのピアノがどうもモーツァルトの軽やかさを表現していないと思ったのだ。オーケストラもそれにつられて重々しい感じ。
彼のベートーベンの皇帝なんか素晴らしくいい演奏だと思うんだけれど、モーツァルトとなると私の好みに合いません。モーツァルトをベートーベンの様に弾いている印象を受けてしまう。聴きながら「もっと軽やかに、宙を舞うように弾いてくれ」って、心の中でつぶやいてしまいました。
でも、友人の家のスピーカーは、TANNOY STIRLING。いい音だったなぁ。
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