時空についての素人的考察

相対性理論によると、この世は時間軸および空間軸の4次元で構成されているとのこと。また、最新の超ひも理論によると、この世は11次元で出来ており、4次元以外のところは非常に小さく巻き上げられているので、我々は4次元しか認識できない、とのこと。
でも、そもそも不思議なのは、他の三次元の空間軸に対して時間軸だけが特別扱いされているということ。素人的に考えると、我々の世界では時間がどうにもならなく一定方向に進んでいるだけで、我々の認識できない世界では時間軸ではなく空間軸に対して一定方向進んでいる、なんてことは無いのだろうか。
オッカムの剃刀 的に考えても、時間軸だけを特別扱いするのはおかしいんではないかな。
例えば、光子は当然光の速度で進む。相対性理論によると、光の速度で進む世界では時間は進まない。
つまり、我々が時間の流れに逆らえないように、光の速度で空間を進む世界では空間の移動に逆らうことはできない。我々は、何もしないと時間だけが流れ、空間的には制止している。光の世界では、何もしないと空間的な移動だけが起こり、時間が制止している。
我々が認識できる世界では、時間軸だけが他の次元軸と比べて特殊に感じるけど、違う性質の世界では、他の次元軸だけが特別なものとなる、なんてことがあるのでは。
以下の本を読んで、素人的に思いました。専門の人がいたら、教えてください。

エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する

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時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

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